DeFi(分散型金融)の7カテゴリ一覧!仮想通貨の基礎知識

DeFi(分散型金融)の7つの機能一覧!仮想通貨の基礎知識キホンの仕組み

こんにちは。DeFi牧場のおーじぃ(@DeFi_Ranch)です。

2021年は「DeFi牧場」というタイトルの割に、税金の計算が面倒そうでDeFiをあまり活用できませんでした。
そこで、昨年末に税金自動計算サービス「Koinlyを導入し、ようやく全力DeFi活用する環境が整いました。

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しかしDeFi関連プロトコル(サービス)は次々に登場し、イーサリアム上だけでも500を超えるプロジェクトが乱立している状況で、何から手を付けたら良いのやら。。。

そこで今回の記事では、改めてDeFi(分散型金融)を俯瞰的に眺め、関連用語をざっと整理してみたいと思います。

DeFiのキホン(初心者以外は読み飛ばせ!)

まずは、DeFiはじめましての人向けに「そもそもDeFiとは?」
という話からおさらいします。中級者以上の方は読み飛ばしてください!

DeFiとは?

DeFi(Decentralized Finance)とは、日本語で「分散型金融」のことで、免許や法律や歴史など、多大な労力をかけて「信用」を築いた従来の金融(中央集権型金融=CeFi)に対し、どんな人(匿名)でも、明日から金融業を始めることができる革命的なエコシステムです。

その「信用」の素になるものがブロックチェーンを利用した「プロトコル」です。

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>> DeFi(分散型金融)とは?3つのメリット&デメリット

プロトコルとは?

プロトコルとは、かんたんに言うと「約束」をまとめた塊のようなものです。

この「約束」はブロックチェーン上のプログラム「スマートコントラクト」により自動的に実行されるため、相手の信用を気にせず、確実に実行されることが確信できます。

プログラムの内容はWEB上に公開されており、誰もが中身を確認することができます。

さらに、プログラミングができない人向けには、動作内容を文章や画像で説明する「ホワイトペーパー」や「ライトペーパー(簡易版)」といった資料も用意されています。

プロトコルを利用する際は、最低限これらの資料を確認するよう心がけましょう!

用語の整理

仮想通貨の話で良くごちゃまぜにされる「仮想通貨(暗号資産)」「トークン」の違いについて、この記事の中では、以下のように定義したいと思います。

定義種類
仮想通貨
(暗号資産)
独自のブロックチェーン
(取引データ)を持つ通貨
100種類ほど
(レイヤー1&2)
トークンいずれかの仮想通貨の
ブロックチェーン上で
発行される通貨
10,000種類以上

独自のブロックチェーンを持つ「仮想通貨」は全体の1%未満であり、ほとんどは「トークン」です。
両方を指す場合は、この記事の中ではひとまず「通貨」と表現します。

DeFiの7つの機能一覧

DeFiでよく利用されているプロトコルを7つに分類してみました。

①DEX
②Lending
③Liquid Staking
④Bridge
⑤Launchpad
⑥Yield Optimizer
⑦CDP(Stable Coin)

これらのプロトコルの機能について、それぞれ見ていきましょう!

DEX(デックス)とは?

DEXは、Decentralized exchangeの略で「分散型取引所」のことです。
DeFiプロトコルの中心的存在で、取引所という名前の通り「通貨の交換」をする場所です。

しかし「交換の場を作る」ためには、双方の通貨を用意しておく必要があり、取引所が大量に通貨を保有し続けるためには、大きな価格変動リスクを負うことになります。

さらに、ユーザーの利便性を高めるために取り扱いの種類を増やせば増やすほど、そのリスクは拡大し、取引所の資金力だけでカバーするのは非常に困難です。

そこで、ほとんどDEXでは「Liquid Stakeing(※)」という仕組みを利用しています。

※詳しくは次の項目で紹介します

メリット

・KYC(身元確認)なしで利用可能
→ウォレットをつなぐだけで利用でき、余計な個人情報流出の心配がない
・マイナーな通貨でも両替しやすい
→余計な個人情報流出の心配がない

デメリット

・詐欺通貨も両替できてしまう
→通貨の上場審査がないので、詐欺目的の通貨の取り扱いもできてしまう

代表的なDEXプロトコル

ブロックチェーンプロトコル名
イーサリアム($ETH)Uniswap
(ユニスワップ)
BSC($BNB)PancakeSwap
(パンケーキスワップ)
Solana($SOL)Serum
(セラム)
Terra($LUNA)Astroport
(アストロポート)
Fantom($FTM)SpoolySwap
(スプーキースワップ)
Avalanche($AVAX)Trader Joe
(トレーダージョー)
Polygon($MATIC)QuickSwap
(クイックスワップ)
マルチチェーン対応
※最安ルート検索
Rango Exchange
(ランゴエクスチェンジ)

Liquid Staking(リキッド・ステーキング)とは?

リキッド・ステーキングとは、直訳すると「流動性(=取引量)に賭ける」という意味です。

先ほど紹介したDEXの「通貨の交換」に必要な通貨のストックをユーザー側に提供してもらう代わりに、両替手数料から報酬を受取れる仕組みです。

一般的に、報酬はDEXの独自トークンで支払われ、取引所が人気になれば報酬であるトークンの価値も上がり、瞬間的な利回り(APY)数百〜数千%になることもあります。

メリット

・高い利回りが期待できる
→報酬であるトークン自体の値上がりも期待できる
・資金だけで”両替ビジネス”が始められる
→ペアになる2種類の通貨を用意すれば、集客不要で両替手数料報酬を得られる。

デメリット

・報酬トークンの価値が下がるリスクもある
長期的な利用が見込めるDEXを利用するか、報酬トークンはすぐに別の通貨に換金するなどの対策が必要です。
・預けた資金がインパーマネントロスで確実に目減りする
→2種類の通貨を保有し続けることには一定の値下がりリスク(※インパーマネントロス)を含んでいる

関連記事
>> 価格変動損失(インパーマネントロス)とは?流動性マイニングのリスク

Lending(レンディング)とは?

レンディングとは、自分の通貨を貸して金利を稼ぐ通貨を担保に他の通貨を借りるといったことができるプロトコルです。

例えば、売るつもりのないビットコインを担保に、以下のような運用ができます。

・利回りの高い通貨を借り、貸し出すことで高利回りの運用をする
・値下がりしそうな通貨を借りて売却、値段が下がったら買い戻し利益を得る

通貨を借りる際は当然利息の支払いが必要になりますが、借り入れの利用者に対しても独自トークンによる報酬が発生するプロトコルもあり、組み合わせ次第では借り入れで利息がプラスになるケースもあります。

メリット

・担保資金があれば、無審査で借金ができる
→審査の必要はなく、担保の40~60%程度の借り入れができる

デメリット

・担保通貨の急激な値下がりで清算される
→借入金に対し、担保が不足した場合、預けた資金が没収されてしまいます

代表的なLendingプロトコル

ブロックチェーンプロトコル名
イーサリアム($ETH)AAVE
(アーべ)
BSC($BNB)Venus
(ヴィーナス)
Solana($SOL)Solend
(ソレンド)
Terra($LUNA)Anchor
(アンカー)
Fantom($FTM)Scream
(スクリーム)
Avalanche($AVAX)BENQI
(ビンキー)
Polygon($MATIC)AAVE
(アーべ)

Bridge(ブリッジ)とは?

ブリッジとは、異なるブロックチェーン間で「通貨を橋渡しする機能です。

あるブロックチェーン上で発行された「トークン」を別のブロックチェーンで利用するためには、ブリッジを使って移転する必要があります。

ブリッジ方法には、様々なタイプがあり、話が複雑になるのでここでの説明は割愛します^^;

メリット

・高額手数料&低速処理チェーンから、低額手数料&高速処理チェーンに乗り換えられる
→イーサリアムから、BSC、ソラナ、レイヤー2などのチェーンに移転できる
・$BTCなど価値は高いが用途が少ない通貨を活用できる

デメリット

※ブリッジ方法による

代表的なBridgeプロトコル

ブロックチェーンプロトコル名
イーサリアム($ETH)Ren
(レン)
BSC($BNB)Binance Bridge ★終了
(Binanceブリッジ)
Solana($SOL)
Terra($LUNA)Terra Bridge
(テラブリッジ)
Fantom($FTM)
Avalanche($AVAX)Avalanche Bridge
(アバランチブリッジ)
Polygon($MATIC)Polygon Bridge
(マティックブリッジ)
マルチチェーン対応Multichain
(マルチチェーン)

Launchpad(ローンチパッド)とは?

ローンチパッドとは、新規プロジェクトの立ち上げのための資金調達、つまり新規トークンの販売です。DEXによるIPO(新規株式上場)のようなもので「IDO(Initial DEX Offering)」とも表現されます。

公開前の新規トークンを低価格で購入することができ、数倍から数十倍のリターンが期待できますが、
その分人気も高いため、購入自体の難易度も高かったり、購入上限があったりします。

メリット

・短期間で大きなリターンが得られる
(可能性が高め)
・少額資金でも大きなリターンが得やすい

デメリット

・人気のプロトコルほど競争率が高く参加しにくい
→ 一定額の独自トークンを購入する、SNS拡散の協力などの条件がある
・必ずしも値上がりするわけではない
→プロジェクトの将来性について、自分自身でも調べる必要がある

代表的なLaunchpadプロトコル

ブロックチェーンプロトコル名
イーサリアム($ETH)DAO Maker
(ダオメーカー)
BSC($BNB)BSCPad
(ビーエスシーパッド)
Solana($SOL)Solanium
(ソラリウム)
Terra($LUNA)StarTerra
(スターテラ)
Fantom($FTM)
Avalanche($AVAX)Avalanche Launchpad
(アバランチローンチパッド)
Polygon($MATIC)

Yield Optimizer(イールド・オプティマイザー)とは?

イールド・オプティマイザーとは、複数のDeFiプロトコルから利回りを最大化させる資金運用を自動的に判断&実行してくれる機能です。

株式の世界で言う「投資信託」をプログラムが実行してくれるイメージで、ユーザーの資金をまとめて運用することで、取引手数料が一括ですみ、こまめな取引をしても手数料負担を軽減できます。

メリット

・利回りの良いプロトコルを自動的に探してくれる
→ 好条件を探を探し回る手間が削減できる
・複数戦略から自分にあったプランを選べる
→ 自分の状況に合わせてリスク・リターンを調整できる
・複利効果を最大化してくれる
→ 手数料を考慮した上で、自動的に収穫&再投資してくれる

デメリット

・信託報酬を支払う必要がある
→ 入出金や運用に対する手数料が発生
・複数のプロトコルを利用するので、ハッキングや信用リスクが2重になる
→ 運用先のプロトコルに加え、運用元プロトコルがハッキングされるリスクも負う

代表的なYield Optimizerプロトコル

ブロックチェーンプロトコル名
イーサリアム($ETH)yearn
(ヤーン)
BSC($BNB)Beefy
(ビーフィー)
Solana($SOL)
Terra($LUNA)
Fantom($FTM)
Avalanche($AVAX)
Polygon($MATIC)
マルチチェーン対応Beefy
(ビーフィー)

CDPとは?

CDP=Collateralized Debt Positionは、直訳すると「担保付き債務ポジション」という意味です。

プロトコル上では「Mint(ミント)」とも表現され、通貨を担保に「分散型ステーブルコイン」を新規発行できます。

分散型ステーブルコインは、スマートコントラクトにより安定した価値(価格)が維持されるため「レンディング」で他の通貨(ステーブルコイン以外)を借りるよりも、リスクは軽減されます。

メリット

・比較的高い利回りが期待できる
・担保資金があれば、無審査で借金ができる
→審査の必要はなく、担保の40~60%程度の借り入れができる

デメリット

・担保通貨の急激な値下がりで清算される
→借入金に対し、担保が不足した場合、預けた資金が没収されてしまいます

DeFi全体に共通するリスク

各プロトコルが持つ固有のデメリット意外にも、DeFi全体に共通した様々なリスクが存在ます。

・スマートコントラクトの脆弱性
→ハッキングにより預けた資金がすべて奪われるリスクがあります

・詐欺案件の可能性
→匿名でもスマートコントラクトにより、一定の「信頼」を持ったプロトコルが作成できる。
が故に、詐欺案件との見分けが難しい。

・サポートなし&操作ミス
→DeFiには管理者がいないため、操作ミスなどのサポートは原則ありません
すべては自己責任で慎重に操作しましょう!

その他、金融の基本的なリスクも多数ありますので、もし利用する場合は、総合的な投資判断をした上で少額ではじめましょう!

まとめ キホンは既存金融サービスの延長

今回の記事では、改めてDeFi(分散型金融)を俯瞰的に眺め、関連用語をざっと整理してみました。

基本的には、既存の中央集権的な金融機関が提供するサービスの焼き直しですが、スマートコントラクトにより管理コストが削減できている分、ユーザーへの還元率が高く設定されています。

一方、法律や規制などの整備が整っておらず、ハッキングや詐欺被害も後を絶ちません…。

将来的には、安全性や利便性も向上するはずですので、過度なリスクを避けたい人は、まずはCeFi(中央集権的金融)=取引所のサービスからりようをはじめてみるのが良いかもしれません。

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