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流動性マイニングの仕組みとは?|損失リスクに要注意【PancakeSwapなど】

流動性マイニングの仕組みとは?|損失リスクに要注意【PancakeSwapなど】 キホンの仕組み

こんにちは。DeFi牧場のおーじぃです。

今日は全力で「流動性マイニング」を解説したいと思います。

流動性マイニングの仕組みとは?

流動性マイニングとは「両替(流動性)稼ぐ(マイニング)」仕組みのことです。
一旦イメージしやすさを優先し、極端な例え話で説明します。

あなたは、使う予定のない現金「500ドル50,000円の合計10万円相当」を持っていたので、1ドル100円のタイミングでドル円両替機にあずけます。

ドル円両替機では、リアルタイムの為替レート両替できますが、両替手数料として、交換した通貨の0.3%分が差し引かれます。

儲けた手数料は「両替機を作った人」と「お金を預けた人」で山分けです。

ただし、両替機を作ったのはベネズエラ人なので、手数料の分前はボリバル(ベネズエラの通貨)払いになります。

※ボリバルを悪く言うつもりはありませんが、名前も聴いたこのない不安定な通貨の一例として使わせて頂きました。

流動性マイニングの仕組みとは?

さて、あなたはこの例え話を聞いて「流動性マイニング」ビジネスをやってみたくなりましたか?

流動性マイニング が人気の理由

「流動性マイニング」の人気には、いくつかの理由があると思います。

①送金手数料(ガス代)が安くなった
②利回りがスゴイ!!(様に見える)
③もらえるトークンがかわいい♡

それぞれ詳しく解説します。

送金手数料(ガス代)が安くなった

流動性マイニングを始めるためには、まず自分の仮想通貨を両替機に送金する必要があります。

当初、イーサリアム(ETH)という仮想通貨で始まった「ユニコーン交換所」では取引が集中したことにより、1回の取引手数料が数十ドルにまで高騰しました。

そこで、より手数料の安い別の通貨を利用したサービスが誕生しました。
例)パンケーキ交換所、バーガー交換所、ベーカリー交換所 etc… なぜか食べもの多め

取引手数料が数十円程度に抑えられたことで、個人の少額投資家が参加しやすくなりました。

利回りが半端ない(様に見える)

両替手数料としてもらえるトークンは、交換所が独自に発行するギフト券のようなものです。
ギフト券とはいえ、需要と供給で1枚あたりの価格(価値)は通貨のように変動します。

利回りは、リアルタイムでトークン価格に連動し算定されるため、トークン価格が暴騰すれば利回りも暴騰します。「流動性マイニング」の利回りは、固定ではなくリアルタイムで変動するため、瞬間的に超高利回りのように見えてしまいます。

あくまで実際の利益は、トークンを別の通貨などに交換した時点で確定するため、利回りは想定でしかありません。

もらえるトークンがかわいい♡

仮想通貨の取り扱いは、一般的にはまだまだ難解でハードルが高いものですが、トークンのアイコンがとてもかわいいので、とっつきやすく感じます。

みてて楽しいので、儲かる儲からないと言うよりも、ゲームをやっているような感覚になります。

流動性マイニング の注意点

巷で話題の流動性マイニングですが、あまり語られない注意点がいくつかあります。
発生する可能性が高い順に並べてみました。

高 ①送金手数料は安いがタダじゃない
↑ ②価格変動損失(インパーマネントロス)
↓ ③送金の誤操作
低 ④サービス終了&トークン価格暴落

それぞれ詳しく解説します。

送金手数料は安いがタダじゃない

まず考えておきたいのは、送金手数料の問題です。

2021年3月時点では、1回あたりの送金手数料は数十円レベルですが、預け入れには複数回の手続きが必要です。また、送金に利用する通貨(BNB)の価格が上がったり、取引が混雑すれば、手数料が高騰する可能性もあります。

いくら利回りが高いとはいえ、元本が少ないと報酬が送金手数料にかき消されてしまいます。

例)50,000円×年利36% ≒ 1,500円/月

日本の銀行の金利と比べると夢のような利回りですが、日本からの送金仮想通貨の両替手数料などもかかることを考えると、まとまった金額や期間を費やす必要があります。

価格変動損失(インパーマネントロス)

「流動性マイニング」で預けたお金は元本保証ではなく、99.9%の確率で目減りします。

預けた通貨の交換レートがぴったり一定のままであれば損失はありません。
しかし、仮想通貨においてその可能性は0に等しいです。

交換レートの変動に応じて、損失割合が増えていきます。

出典|pintail.medium.com


ここで重要な点は、上下どちらに変動しても損してしまうと言う点です。

変動率を「ドル円」だと想定してみるとわかりやすいと思います。

1ドル100円のタイミングで預けた場合、
2倍【$1=200円】になっても、半分【$1=50円】になっても、5.7%の損失が発生します。

つまり「流動性マイニング」は、この価格変動損失の目減りを前提に損得計算をする必要があります。

ではなぜ、必ず損失が発生するのか?に関しては、長くなってしまうので別記事でまとめました。

実際に価格変動損失を計算してみよう!

両替レートの変動スライダーを動かすと、実際の損失率が計算できます。

送金の誤操作

誤操作に関しては、完全に自己責任ですが、良く発生しがちなミスです。

日本の口座から出発し、海外口座→ウォレット→サービスサイトと複数の口座を移動するため、
ミスるチャンスはいっぱいです!

分散型サービスには管理者がいないため、あなたのミスを取り消してくれる人はいません
指差し確認しながら、慎重に操作しましょう!

サービス終了&トークン価格暴落

そもそもサービス自体が詐欺だったり、急遽プロジェクトを閉じてしまったり、その結果、せっかくもらったトークン価格も暴落してしまったり。。。

分散型サービスは、プログラムの中身が公表されているが故に、作者不明でも利用者が集まります

利用するサービスやトークンを信用できなかったり、将来性に期待できないのであれば、受け取った報酬はすぐに換金するのがベストでしょう。

流動性マイニングで稼ぐコツ

流動性マイニングで稼ぐためには、あずける通貨ペアの選定が重要です。

損|なるべく変動率が少ない通貨ペア(価格変動損失が少ない)
得|両替の需要が高い(たくさんの手数料収益が見込める)

加えて、送金手数料に負けない投資予算も含めて、損得を判断しましょう!

例えば、価格の安定性を重視したコイン(ステーブルコイン)の組合せであれば、リスクは比較的に抑えられます。

代表的なステーブルコイン

USDCコイン(USDC)
ダイ(DAI)
トゥルーUSD(TUSD)
テザー(USDT)
バイナンスUSD(BUSD)
フォビUSD(HUSD)

結論 浮気せずにビットコインを買おう!!

今日は全力で「流動性マイニング」について解説してみました。

超高利回りだけに注目されがちですが、実際に利益をもぎ取るためにはそれなりの資金力と目利きと計算深さが必要そうです。

大きな損失がでるほどのリスクはありませんが、手間を考えてしまうと初心者はやはり国内取引所でビットコインをコツコツ積み立てるのが確実ですね。

ではまた!

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