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海外の仮想通貨レンディング Nexo v.s. BlockFi 比較【Nexo推し】

海外の仮想通貨レンディング Nexo v.s. BlockFi 比較【どちらも使うべし】 レンディング

こんにちは。DeFi牧場のおーじぃ(@DeFi_Ranch)です。

DeFiのレンディングサービスを色々と触ってみた結果、目まぐるしく変わる利回りを追いかけるのがしんどいなと思い始め、もうすこし楽な運用方法はないものかと考えました。

そこで「レンディング」に目をつけたのですが、日本のレンディングサービスは、海外と比較し、まだまだ発展途上な様相。

関連記事
>> 貸仮想通貨(レンディング)比較【Nexo/BlockFiなら即承認】

そこで今回の記事では、高利回りで運用できる海外の仮想通貨レンディングサービス「Nexo」「BlockFi【破産】」について、比較しながらご紹介したいと思います。

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【追記】BlockFIがチャプター11(≒民事再生法)の請願書を提出

2022年11月15日「Wall Street Journal」の報道でBlockFiが「米連邦破産法11条」に基づいた破産申請が発覚。その後11/28に正式に請願書を提出したことにより、債権取立が停止されました。詳細|BlockFiによる公式発表

海外の仮想通貨レンディング Nexo v.s. BlockFi 比較

海外にはたくさんの仮想通貨レンディングサービスがありますが、私がこの2つを選んだのは、

税金の計算が面倒そうだから。。。

私の場合、「面倒な仮想通貨の損益計算を全自動で【CRYPTACT(クリプタクト)】」を利用しているので、クリプタクトで自動計算の対象である2つの海外レンディングサービスを利用することにしました。

※海外サービスの自動計算には「ライトプラン」以上への加入が必要です。

Nexo v.s. BlockFi 基本情報

早速2社のサービス概要をサクッと表にまとめてみました。

通貨NexoBlockFi
本社イギリスアメリカ
仮想通貨4%-18%3.25%-5%
ステーブルコイン8%-12%4%-7%
利息計算毎日毎月
資金拘束期間1/3/12ヶ月の
定期も選択可
なし
出金手数料無料 ※月1~5回無料 ※月1回まで
出金時間ほぼ24時間以内最短2営業日
対応銘柄
【仮想通貨】
【23種】
BTC/ETH/NEXO
AXS/MATIC/DOT
APE/AVAX/KSM
ATOM/FTM/NEAR
BNB/ADA/SOL
LUNA/XRP/LTC
LINK/BCH/TRX
XLM/EOS/DOGE
【32種】
BTC/ETH/BNB
ADA/SOL/DOT
DGE/AVAX/FTT
MATIC/ATOM/LTC
LINK/NEAR/ALGO
TRX/BCH/FTM
UNI/MANA/AXS
SAND/FIL/EOS
HBAR/XTZ/AAVE
GALA/LRC/BAT
OMG/SRM
対応銘柄
【ステーブル】
【7種】
USDT/USDC/UST
TUSD/DAI/PAXG
USDP
【7種】
USDT/USDC
BUSD/GUSD
DAI/PAX/PAXG
対応銘柄
【法定通貨】
【3種】
USD/EUR/GBP
なし
日本語表示
クリプタクト対応
2022年7月更新

対応通貨数では、FTXと連携をしたBlockFiが優位です。
その他、複利周期出金スピード日本語表示などの点ではNexoの使い勝手が良いです。

Nexoのメリット・デメリットは?

Nexo」は、2018年4月にイギリスでオープンした世界500万人が利用する世界最大規模の仮想通貨レンディングサービスです。

Nexoの主なメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

①全44種の豊富な対応通貨
②出金手数料無料枠(1-5回)
③余裕のある限度額
透明性とセキュリティ
⑤税計算ソフト「クリプタクト」対応

デメリット

①NEXOトークン保有者を優遇
②日利が発生する

詳しく見ていきましょう!

◎Nexoのメリット

①40種以上の豊富な対応通貨
「Nexo」では、37種類の仮想通貨に加え、5種のステーブルコイン、3種の法定通貨、計45種の豊富な通貨の預け入れに対応しています。

NEXO対応通貨は、仮想通貨のトレンドに機敏に反応してくれるので、話題になった通貨が翌月にはレンディング対応してくれることも日常茶飯事です。

②出金手数料無料枠(1-5回)
「Nexo」では、最低月1回、ランク次第では最大月5回の出金が手数料無料で利用できます。

一方「BlockFi」でも、30日間で1回手数料無料の出金が利用できますが、現時点では、BTC/LTC/ステーブルコインのみが対象で、その他の通貨は1回目から手数料が発生してしまいます。

③余裕のある限度額
「Nexo」の最大利回りの上限額は、最低ランクでも「50,000ドル(≒550万円)」です。

一方、「BlockFi」では通貨ごとに多少異なりますが、おおよそ60~80万円が上限となっており、上限を超えると利回りは一気に下がっていしまいます。。。(T_T)

透明性とセキュリティ

Nexoの透明性とセキュリティ

引用| Nexo’s reserves audit

「Nexo」では、提携するArmaninoの監査により、リアルタイムで総資産額を確認することが出来ます。

また、BitGoやLedger Vaultなどと提携し、保管され、さらなる安全を確保するため最大1億ドルの損失をカバーする保険に総額$375M$775M(’22-6月)を負担しています。

ユーザーは、認証システムアプリやSMSによる2段階(2FA)認証生体認証が利用でき、さらに先日ホワイトリストによる出金アドレスの管理機能も追加されました。

2022年6月追記

仮想通貨の暴落に伴いレンディングサービス「セルシウス」が出金を停止したことによるレンディングユーザーの不安を解消するため、Nexoでは保険額を$775M倍増させ、その堅牢性をアピールしています。

⑤税計算ソフト「クリプタクト」対応

全58の取引所に対応する仮想通貨の損益計算ソフト「面倒な仮想通貨の損益計算を全自動で【CRYPTACT(クリプタクト)】 」は、ライトプラン(年19,800円)以上で海外取引所にも対応!NexoBlockFiといったレンディングサービスにも対応しています。

取引履歴のCSVファイルをアップするだけで、仮想通貨の損益計算をしてくれるので、確定申告がとっても楽ちんです!

✕ Nexoのデメリット

①NEXOトークン保有者を優遇
NEXOトークンとは、NEXOが独自に発行するイーサリアム上(ERC-20)のトークンです。

NEXOの「利回りプログラム」では、このNEXOトークンの保有比率が増えると利回りが段階的に上がる仕組みとなっています。

BaseSilverGoldPlatinum
NEXO保有比率1%未満1-5%5-10%10%以上
出金無料回数1235
上限額(各通貨)$50K$75K$500K$10M
仮想通貨(BTC)3%3.25%3.5%4.0%
法定通貨4%4.25%5%6%
ステーブルコイン8%8.25%9%10%
NEXOトークン4%4%4%4%
NEXOボーナス0%0.25%1%2%
【2022年7月更新】公式サイト
※指定額(約300万円以上)を超えた場合、利率が下がります通貨もあります

保有する“比率”により判定されるため、常に一定割合を維持し続ける必要があり「売却するとランクが下がるので売れない!」という束縛感は否めません。

対策▶よくばらない

「利回りプログラム」の対策としては「欲をかかずに”Base”ランクにとどまる」のが良いと思います。
年利4-8%×各通貨上限55万円相当でも、あくまで分散保有先の1つとしては十分有用だと思います。

②日利が発生する
一見すると毎日の利息の支払いは、複利効果の面ではメリット大のように感じます。
しかし、仮想通貨&海外となると税金の計算がとてもめんどうです…^^;

前述した通り、税計算ソフト「面倒な仮想通貨の損益計算を全自動で【CRYPTACT(クリプタクト)】 」を利用すれば、一応集計の手間は省けます。

それでもクリプタクトの料金プランは取引件数に応じて、料金が加算されるため、毎日利息が支払われると取引件数が圧迫されてしまいます。

対策▶定期預金を使う

定期預金(固定条件)を利用することで、1〜12ヶ月間の利息をまとめて受け取ることができます。

複利効果は効きにくくなりますが、複利効果を上回るボーナス(1〜5%)があり、何より、煩雑な計算をしなくてすみます👍

期間仮想通貨法定通貨NEXO
1ヶ月+1%
3ヶ月+4%+5%
12ヶ月+8%

BlockFiのメリット・デメリットとは?

BlookFiとは、2017年にニューヨークに設立され、主に機関投資家向けにスタートしたレンディングサービスです。2019年3月から、個人投資家向けにもサービスをスタートし、現在約12万以上の口座が利用されています。

BlockFiの主なメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

①利回りがやや高め
②月1度の利息支払い
③一点集中で複利を最大化

デメリット

①出金が不便
②限度額が低め
③米国内でもめている【和解】

それぞれ詳しく見ていきましょう!

◎BlockFiのメリット

①利回りがやや高め
BlockFi利回りは、2022年時点では他のレンディングサービスと比較し、決して高くありません。とは言え、銀行金利などと比較すれば、十分に高い利回りが得られます。

関連記事
>> 最大年利12%のVauld(ヴォールド)が230種の仮想通貨レンディングに対応!
>> スイス発レンディング!YouHodler(ユーホドラー)を徹底レビュー|BTC年利4.8%運用

②月1度の利息支払い
BlockFiでは毎月月初に利息が支払われるシステムです。
先程のNexoのデメリットでも触れた通り、取引数を節約することができます。

③一点集中で複利を最大化
BlockFiの特筆すべき機能が「Interest Payment Flex」です。
要は、預けたすべての通貨の利息を“指定した通貨で受取る”事ができる機能です。

例えば、以下のように3種類の通貨を預けた場合、、、

BTC(10万円分)×3% = 3,000円
LTC(10万円分)×2.0% = 2,000円
USDC(10万円分)×8.5% = 8,500円

※利率は2022年7月時点

合計年間13,500円分の利息を全てビットコインで受取ることもできるので、優先的に増やしたい通貨がある場合は、効率的に欲しい通貨だけを増やせます。

✕ BlockFiのデメリット

①出金が不便
BlockFiでは、2021年12月から無料出金枠が大幅に改悪。3種の通貨以外は、出金が有料となってしまいました。

Before仮想通貨&ステーブルコインそれぞれ
30日間で1回(計2回)の出金が無料
2021年
12月以降
BTC/LTC/ステーブルコイン
いずれかが30日間で1回出金無料

②限度額が低め 【2022年9月改善】
BlockFiのビットコインの金利設定の下限が実質0.5BTCとなり、約150万円相当のビットコインに対し「3%」の金利がつく様になり、上限額改善され使い勝手が良くなりました。

通貨利回り
1段階0 – 0.1BTC3.0%
2段階0.1 – 0.5BTC3.0%
3段階> 0.5BTC2.5%
※ビットコインの場合
その他通貨は公式サイト参照

③米国内でもめている 【2022年和解済み】
BlockFiが米国市民に提供する利子口座は、証券法違反とみなされ審議が続いていましたが、2022年2月14日の発表でBlockFiがSECに対し1億ドル(約115億円)を支払うことで和解となりました。

米国外の顧客については、仮想通貨関連企業が集まるイギリス領土のバミューダ諸島でライセンスを取得した子会社BlockFi International Ltd.によって、今まで通りのサービスが提供されます。

関連ページ
>> A Letter from Our Founders: Pioneering a Path Forward to Regulatory Clarity

Nexo v.s. BlockFi の使いわけ

どちらを使うのが良いのか?という疑問に対しては「両方使おう!」という考えです。

そもそも仮想通貨の重要なコンセプトの一つは「非中央集権」です。
企業に頼って、資産保全を任せてしまうこと自体、そのコンセプトに反します。

特定のサービスに頼りすぎると、急なルール変更やハッキング被害のリスクも高まるので、ある程度まとまった額ごとに複数のサービスに分散するのが良いと思います。

仮想通貨レンディング(CeFi)で利用中のサービス

会社名拠点特長関連記事
Nexoイギリス独自トークンによるランクシステム
出金手数料無料枠が多い
#NEXO
BlockFiアメリカレンディングの老舗
規制により利回りは悪化気味
#BlockFi
BitLending日本日本唯一の暗号資産専門誌の
会社が運営するサービス
#BitLending
Vauld
(※出金停止中)
シンガポールインド系で取扱通貨が豊富
出入金にBSC(※)が使えて低コスト
#Vauld
YouHodlerスイス(キプロス)高利回りの貯蓄講座にくわえて
投機的な投機商品も利用できる
#YouHodler
Binance Japan[グローバル]世界最大の暗号資産取引所
対応通貨・サービスの種類が豊富
#Binance
※BSC=Binance Smart Chainの略称。1取引の手数料が数十円と格安

仮想通貨レンディングに共通のリスク

仮想通貨レンディング全体に共通する3つのリスクがあります。

仮想通貨レンディングのリスク

①流動性リスク
②信用リスク
③納税の手間

流動性リスク

両者ともに預けたお金はいつでも自由に引き出せますが、それでも出金までには若干のタイムロスがあります。

出金にかかる時間

Nexo|ほぼ24時間以内に出金
BlockFi|最短2営業日

24時間365日動き続ける仮想通貨市場においては、この出勤時間は大きなタイムロスに感じるかもしれませんが、ただ彼らの仕事が遅いという話ではなく、預けた仮想通貨が安全な場所に保管されていることの裏返しでもあります。

信用リスク

仮想通貨のレンディングの収益の源泉は、仮想通貨を担保とした融資による利息収益です。そのため大きな暴落があれば、貸し倒れのリスクをはらんでいます。

企業自体が大打撃を受けるような事態が起これば、最悪倒産などによって、預けた資金を完全に回収できないことも考えられます。

納税の手間

他のリスクは発生するかしないかわかりませんが、確定申告だけは確実に毎年やってきます

仮想通貨のやり取りは、一見バレにくいように感じますが、ブロックチェーン技術はその性質上、どれだけ古い情報も根こそぎ調べることができます。現金のやり取りとは違いごまかすことができません。

一方で、税金の法整備が全然追いついておらず、決まっていないことも多々あります。

不安な場合は税理士さんに相談するのがベストですが、そこまでの取引がない場合は、自動計算サービス面倒な仮想通貨の損益計算を全自動で【CRYPTACT(クリプタクト)】 などを利用し、対応できる範囲に取引を制限するのが良いかもしれません。

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面倒な仮想通貨の損益計算を全自動で【CRYPTACT(クリプタクト)】

Nexo & BlockFi etc… 口座登録&使い方

各レンディングサービスの口座開設方法については以下の記事をご参照ください。

結論 どっちも使って分散!分散!

今回の記事では、海外の仮想通貨レンディングサービス「Nexo」「BlockFi」について、比較しながらご紹介いたしました。思いのほかの長文、お付き合い頂きありがとうございました。

自分でもどちらを利用するのが良いのか?

悩ましかった疑問について、ひとまず自分なりの答えを見つけることができました。
やはり、手間はかかりますが、リスクのある投資なので分散が大事だということがわかりました。

ではまた!

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