こんにちは。DeFi牧場のおーじぃ(@DeFi_Ranch)です。
ビットコインETFも承認され、さらに一般の投資家のポートフォリオにも含まれやすくなった暗号資産。値上がりをじっくり待つことも大事ですが、せっかくの資金を投入するのであれば、少しでも増やしたいという気持ちもあります。
そこで選択肢として上がるのが「レンディングサービス」ですが、、、2022年末のFTX破綻によるドミノ倒産で、レンディングサービスを始めとした暗号通貨関連の企業が幾つも消滅してしまいました。
今回の記事では、その荒波を乗り越え、今もなお健全な運営を続けるNexoに関する情報をアップデートし、初心者がどのようにNexoでレンディングを活用し、2024年の暗号投資を最大化できるかについてご紹介します。
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Nexoレンディングとは？
Nexoレンディングは、ユーザーが暗号を売却することなく、デジタル資産に利子を獲得し、即座に売買することもできる金融大国イギリスの暗号通貨貸出サービスです。
2024年1月現在、Nexoの基本の固定金利は、次の通り。
更に、NECOトークンを購入し、ランクをあげるとUSDTで最大16%、BTCで最大7％の利回りで貸し出すこともできます。
Nexo レンディングを始める
Nexoの口座開設自体は、オンラインで５分ほどの作業で完了します。
Nexoアカウントの作成方法【約5分】
私の場合、2021年に口座開設をしました。当時の流れは、次の２ステップ。
① メールアドレスとパスワードを入力して、サインアップ
② 受信したメールの“確認ボタン”をクリック
実際の手順は、下記のスライドを参考にして下さい。
二段階認証を設定する【約5分】
口座開設後、資金の安全保護のために、必ず二段階認証の設定を済ませておきましょう。
メールやSMS(ショートメール)の設定もありますが、Authentication(認証)アプリを利用するのが最も安全です。
一般的には、Google認証アプリが最も人気なのですが、、、私は過去にスマホがぶっ壊れてしまい認証アプリが復元できないことがあり、アカウントの再認証にすごく手間がかかりました。
そこで思い切ってパスワード管理ソフトの自動認証を導入した所、めちゃめちゃ便利！
パスワード管理や二段階認証の手間を減らしたい方は、コチラの記事も合わせてどうぞ！
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Nexoの入金方法【約5分】
入金方法は、お使いの暗号資産取引所から、Nexoの指定アドレスへ送金します。
すでに出金方法をご存知なら、作業自体は数分程度ですが、Nexo着金後の確認処理が必要になるため、口座に反映されるまでには数時間かかる場合もあります。
作業の流れは、下記のスライドを参考にして下さい。
入金の確認処理が完了次第、自動的に利息が発生するので、「貸し出す」という手続きは不要です。
レンディングの利回り
Nexoで貸出可能な通貨は、大きく次の4種類です。
| 暗号通貨 | BTC, ETH, LTC, BCH, XRP, BNB, XLM, TRX, EOS, UNI, LINK, VET, FIL, SAND, MANA, AXS, ATOM, QNT, NEAR, HNT, ICP, ALGO, FLOW, KLAY, THETA, CRV, UNI, MKR, SNX, YFI, COMP, BAT, ZIL |
| ステーブル コイン | USDT, USDC, USDP, TUSD, DAI |
| 法定通貨(仮) | USDx, EURx, GBPx |
| NEXOトークン | NEXO |
NEXOは、Nexoが発行するトークンで、ユーザーのロイヤリティレベルを決定するために使用されます。
Nexoの利回りは、このNEXOトークンの保有量によって向上します。
| NEXOトークン保有量 | ベース | シルバー | ゴールド | プラチナ |
| 口座内で占める金額 | 〜１% | 〜５% | 〜10% | 10%以上 |
例えば、Nexoのアカウントに10万円分の資産を保有しており、その内、1万分以上のNEXOトークンを保有している場合は、最高ランク「プラチナ」の利回り適用されます。
各ランクと貸出商品に応じた基本の利回りは、次の表の通りです。
| 貸金金利 | ベース (Base) | シルバー (Silver) | ゴールド (Gold) | プラチナ (Platinum) |
|---|---|---|---|---|
| 仮想通貨 | 4% | 4.25% | 4.5% | 5% |
| ステーブルコイン | 8% | 8.25% | 9% | 10% |
| フィアット通貨 | 5% | 5.25% | 6% | 7% |
| NEXO Tokens | 4% | 4% | 4% | 4% |
| NEXO Bonus | +0% | +0.25% | +1% | +2% |
利息の受取り方法
利息の受け取り方法は、次の2通りあります。
① 預けた通貨と同じ通貨で受取る
② NEXOトークンで受取る
※この設定は、アカウント単位で設定する必要があるため、個別の通貨で設定を変えることができません。
① 預けた通貨と同じ通貨で受取る(ローリスク・ローリターン)
同じ通貨で利息を受け取ることのメリット・デメリットは、次の通りです
①シンプルでわかりやすい
②流動性・柔軟性が高い
①ランクが保持できない
良い点としては、増やしたい通貨がきちんと増え、税金の計算もシンプルになります。ご自身の急な資産状況の変化により、貸出中の暗号資産を売却したり、出金する手続きもスムーズです。
悪い点は、もしあなたが上位ランクの保持者の場合、NEXOトークン以外の割合が増えると、NEXOトークンが不足し、ランクダウンしてしまう点です。
とはいけ、個人的にはランクアップを目指さずに“ベース”の利回りだけの利用でも十分なリスク・リターンだと思います。
② NEXOトークンで受取る(ハイリスク・ハイリターン)
NEXOトークンで利息を受取ることのメリット・デメリットは、次の通りです
①＋アルファ(最大2%)の報酬がもらえる
②ランクアップを狙える
①価格変動の影響を受ける
②流動性が低い
良い点は、シルバーランク以上のユーザーは＋0.25%〜＋2%の追加利息を受け取ることができ、自動的にNEXOトークンの保有割合が増えるので、トークンの追加購入なしでランクアップを目指すことができます。
悪い点は、NEXOが発行する独自トークンのため、会社の倒産などで無価値になる可能性があること。
また、取引所などの取り扱いがあまりないため、売買もしにくいです。
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Nexoの固定預金【約１分】
Nexoでは、預け入れた資金を一定期間固定することで、通貨により1-8%の追加の利回りを得ることができます。
アカウント内の資金から、次の３つの条件を選ぶだけで即座に設定可能です。
① 期間(1ヶ月〜)
② 固定額
③ 自動更新の有無
ただし、固定期間中の途中解約はできないため、余裕資産で利用するように留意しましょう。
Nexoの出金方法【約5分】
Nexoで増やした資金は、かんたんな操作で出金することができます。
作業の流れは、下記のスライドを参考にして下さい。
作業自体は簡単ですが、安全性の確保のため、出金先のウォレットへの着金までには一定の期間を要します。
安全性とリスク管理
金融大国イギリスを拠点とするNEXOでは、暗号資産×レンディングというリスクの高い資産を管理するに当たり、安全性やリスク管理に対し、徹底した対策を備えています。
安全性
レギュレーション
Nexoは、世界中の複数の金融当局に登録され、規制を受けています。これは、当プラットフォームのコンプライアンスと規制監督へのコミットメントを示しています。
各地の規制と基準に完全に準拠してサービスポートフォリオを提供することを保証するために、世界中の数多くの管轄区域においてライセンス登録を保持しており、常に新しく採用された法改正に沿ったオペレーションを行っています。
セキュリティ対策
Nexoはユーザーの資金を保護するため、暗号化、二要素認証（2FA）、定期的なセキュリティ監査など、さまざまなセキュリティ対策を採用しています。
同プラットフォームのセキュリティ実績は高く、これまでに大きなセキュリティ侵害は発生していません。
保険
Nexoは大手保険プロバイダーBitGoと提携し、プラットフォーム上のユーザー資金に保険を提供しています。これにより、損失や盗難に対する保護がさらに強化されています。
分散したカストディアン(保管機関)
Nexoを暗号通貨のためのハイテク銀行金庫と想像してみてください。
このハイテク金庫では、オンライン保管とオフライン保管をミックスし、セキュリティとアクセスの両方を確保しています。このシステムは、安全な複数のカゴに卵を入れておくようなものです。
Ledger Vault、Bakkt、Fireblocksのようなパートナーだけでなく、ロイズ・オブ・ロンドンを含むシンジケートに支えられたNexoの保険は、さらなる安全性を提供してくれます。
リスク
投資に関する商品は、利回りが増えればリスクも比例して大きくなります。
Nexoを利用する上で、次のようなリスクに関して把握しておきましょう。
価格変動
NEXOトークンを含む暗号通貨の価値は、著しい価格変動の影響を受けます。
これは、投資価値が急激に変動し、損失につながる可能性があることを意味します。
NEXOの価格は、直近１年だけでも0.5〜0.96ドルと値動き幅は大きいです。
規制リスク
暗号通貨とデジタル資産融資を取り巻く規制環境は常に進化しています。
規制の変更は、Nexoの事業や特定の法域におけるサービスの利用可能性に影響を与える可能性があります。
カウンターパーティーリスク
Nexoで暗号資産を貸し出す場合、借り手が貸し倒れを起こすリスクにさらされます。
Nexoはこのリスクを軽減するためにリスク管理策を実施していますが、完全に排除することはできません。
2022年末のFTX倒産では、暗号資産業界の大きな信用不安による流動性の逼迫により、暗号資産関連の企業がドミノ倒産しましたが、NEXOでは様々なリスク管理が功を奏し、業界の荒波の中でも堅牢に資産を守ることができています。
Nexo レンディングの未来
今回の記事では、初心者がどのようにNexoレンディングを活用し、2023年の暗号投資を最大化できるかについて解説しました。
Nexoが進化し続けるにつれて、新機能、提携、イノベーションが期待され、ユーザーエクスペリエンスをさらに向上させ、プラットフォームの機能を拡張していくでしょう。
Nexoは暗号通貨融資の分野でリーダーであり続け、デジタル資産の採用を促進するために有利な立場にあります。
保有する暗号資産を少しずつでも増やすための一つの選択肢として、ご自身のリスクを管理しながらレンディングサービスの利用も検討してみてください！
ではまた！
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