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仮想通貨の税金自動計算ソフト「Koinly」の使い方|インポート編

DeFi対応!仮想通貨の損益計算「Koinly」の使い方|インポート編 税金

こんにちは。DeFi牧場のおーじぃ(@DeFi_Ranch)です。

Koinlyは、MetaMaskなどのブロックチェーン上の取引海外取引所のAPI連携はスムーズに同期できたものの、日本国内取引所は連携準備中とのことで、CSVを読み込ませるのには少々手こずりました。

そこで今回の記事では「Koinlyの使い方」について、備忘録がてら、わかりやすくまとめておきたいと思います。

仮想通貨の税金自動計算ソフト「Koinly」の使い方

無料登録後「Koinly」でユーザーが真っ先にやることは「ウォレット登録」です。
ウォレットの種類は、ざっくり3種類あります。

①ウォレット(公開アドレスに同期)
②海外取引所(API連携)
③国内取引所(API連携)
※Coincheck、bitFlyerのみ
④国内取引所/関連サービス(CSV取込)

それぞれ具体的な使い方を見ていきましょう!

ウォレット(公開アドレスに同期)

ウォレットとの同期は、ブロックチェーンの公開アドレスを直接読み取って同期するため、ハードウェアウォレットなどのコールド(ネット非接続)ウォレットでも同期可能です。

では、早速メインディッシュのMetaMaskから同期していきましょう!

MetaMaskを同期させる

MetaMaskとの同期は、かんたん5ステップです。スライドでサクッとご確認下さい。

MetaMask以外でもイーサリアムベースのウォレットであれば、共通アドレスの他ネットワークも一括で同期できるようです。超便利!

Leger Nano(ハードウェアウォレット)を同期させる

Ledgerなどのハードウェアウォレットは、ネットには接続されていませんが、ブロックチェーン自体に同期させることで、残高取引内容を公開アドレス経由で確認することができます。

分散して保管しているコールドウォレットの残高まで同期できるのはありがたいですね!

海外取引所(API連携)

Koinly対応仮想通貨取引所

メジャーな海外取引所との同期は、API連携により同期させることができます。400以上の取引所をサポートしているので、お持ちの海外口座はほぼカバーできるはずです。

Binance(バイナンス)口座を同期させる

取引所の場合、API連携を利用することで、取引所内で扱うコインや取引を一括して同期させることができるようになります!便利!

API連携に利用する「API key / Secret key」は流出すると、他人に利用される恐れもあるため取扱要注意で管理して下さい!

スライドでもご紹介している通りAPIを「読み取り専用」に設定することでリスクを軽減できます。

国内取引所(API連携)[Coincheck/bitFlier]

2022年4月時点、国内取引所の中でも利用者2トップのコインチェックbitFlyerのみAPI連携に対応しています。

上記Binance口座のAPI連携と同じ手順で、取引内容や残高を一括同期できます。

国内取引所/関連サービス(CSV取込)

上記2取引所以外の国内取引所とのAPI連携は、残念ながらβ版提供となっており「CSV取り込み」が必要となります。

#来年3月の確定申告までに、人気上位の取引所だけでも利用可能になることを期待したいと思います!

その他、レンディングなど”APIを提供していない”サービスも「CSV取込み」での対応となっています。

国内取引所のCSV取込方法

Koinly」のカスタムCSVファイルのフォーマットは、全部で3種類あります。

画像で見やすいように改行/セル塗りなどしてますが、基本は上記の通りです。
赤い部分が必須項目です。

用途項目数必須項目オプション

入出金用
5日付(Date)
数量(Amount)
通貨(Currency)
ラベル
TxHash

売買用
9日付(Date)
ペア(Pair)
売買種別(Side)
数量(Amount)
購入費用(Total)
手数料額
手数料通貨
注文ID
取引ID

ユニバーサル
(万能)型
12日付(Date)
送金数量(Sent Amount)
送金通貨(Sent Currency)
受取数量(Received Amount)
受取通貨(Received Currency)
手数料額
手数料通貨
純資産額
純資産通貨
ラベル
説明
TxHash

③ユニバーサル型を使えば、すべての情報を一括で網羅できますが、項目が多く入力がめんどうなので、私は取引内容を①入出金用②売買用に分けてインポートしました。

私が主に利用している国内5つの取引所に関して、CSVの記入例をまとめてみました。

①入出金用フォーマット

入出金用フォーマットは、全部で5つの欄があります。

日付・数量・通貨の必須3項目に加えて、

Label = 取引内容【出金 = withdrawal or 入金 = deposit
TxHash = 取引番号【数十桁の英数字 ※通貨により異なる】

サンプルイメージを貼っておきます。

Koinly(テンプレ)DateAmountCurrencyLabelTxHash
CoincheckA列
取引
日時
F/H
増加/減少
数量
E/G
増加/減少
通貨名
※追記データ
なし
bitFlier
TradeHistory.csv
A列
取引
日時
F/J列
通貨1
数量
E/I列
通貨1
通貨2
※追記データ
なし
bitbank
※通貨ごとに
CSV出力
A列
日時
B列
数量
※列なし
通貨
※追記B列
Txid
BitTradeB列
処理
時間
G列
数量
C列
銘柄
※追記データ
なし
CMOコインA列
日時
T列
数量
G列
銘柄名
※追記
Y列
トランザクションID

Koinlyでは、入出金を自動で分析/結合する機能がありますが、TxHashが出金側・入金側で一致または、両者とも空欄にしないと結合されないため、その場合はデータインポート後に手動で繋ぐ必要があります。

②売買用フォーマット

売買用フォーマットでは、必須5項目に加え、手数料関連2項目も加えました。

Koinly(テンプレ)DatePairSideAmountTotalFee
Amount
Fee
Currency
CoincheckA列
取引
日時
D
通貨
ペア
B
取引
種別
F/H
増加/減少
数量
I列
約定価格
/数量
L
手数料
数量
K
手数料
通貨
bitFlierA列
取引
日時
E+I列
通貨1
通貨2
C列
取引
種別
F列
通貨1
数量
J列
通貨2
数量
G列
手数料
I列
通貨2
bitbankJ列
取引
日時
C
通貨
ペア
E
売/買
F
数量
※追記
数量×価格
H
手数料
※追記
JPY
BitTradeB列
処理
時間
C列
通貨
ペア
D列
方向
E列
約定量
H列
約定総額
J列
手数料
K列
通貨単位
CMOコインA列
日時
G列
銘柄名+
JPY追記
J列
売買
区分
L列
約定
数量
N列
約定
金額
O列
注文
手数料
※追記
JPY
補足事項

・Side(取引種別)が日本語の場合は「buy/sell」に置き換えて下さい。
・取引日時が日本時間になっている場合、TimezoneでTokyo(+09)を選びましょう。

こうしてみると、なかなかめんどうですね^^;
API連携が確定申告シーズンに間に合うことを祈りましょう!

海外サービス系のCSV取込方法

サービス系は、編集なしでそのままCSVを取り込めます。

#全て試したわけではないですが、、、公式的には登録サービスのCSVは、編集する必要がないと謳っています。

確定申告前に最終チェックも肝心!

Koinlyでは、ほとんどのトランザクションを自動的に仕分けしてくれますが、インポートのミスや無名の草コインなどの処理に多少のモレが出てしまう場合もあります。

現時点で気づいた課題などをまとめましたので、コチラも合わせてご確認ください!

結論 MetaMask連携だけでも利用価値”大”

そこで今回の記事ではKoinly(コインリー)の使い方」について、わかりやすくまとめてみました。

個人的には、MetaMaskのトランザクションを一括で取込み&一覧できる点がめちゃんこ気持ちよかったです。

来年は、Koinlyの利用を前提に、積極的にDeFiを活用していきたいと思います!

ではまた!

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